音ってなに?

 聴覚で感じ取る音とは、どのようなものなのでしょうか。


 音とは空気の分子の密度が高いところと低いところを繰り返しながら伝わる波動現象のことです。この波が耳に届くと、分子の密度が高い時に鼓膜を押し、逆に密度が低いところでは鼓膜を引き、鼓膜を振動させるわけです。


 気圧を縦軸に、時間を横軸にして、音の波を単純化して描くと、ごらんのような曲線で示すことが出来ます。この波の高さを振幅と言います。振幅が大きくなればなるほど音は強くなり大きく聞こえます。
 音の大きさを表す単位をd B(デシベル)といいます。
 また、波の1周期分の長さのことを波長と言い、音の高さと関係しています。波長が長くなると低い音、短くなると高い音になります。
 音の高さはHz(ヘルツ)という単位で表します。
 1秒間の波の数で表し、周波数といいます。例えば、1秒間に100 回波があれば100Hz、300 回あれば300Hz ということになります。数字が大きいほど波長が短くなりますから、それだけ高い音になります。

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