オージオグラムの読み方

オージオ検査の結果を使いやすくグラフにしたものがオージオグラムです。このグラフから被験者の聴力レベルや難聴の種類、補聴器フィッティングの状況などを読取ることが出来ます。

オージオグラムの読み方
左側の目盛りは聴力レベルをあらわします。単位はdB(デシベル)で数字が大きくなるほど聴こえが悪くなります。下の目盛りは周波数をあらわし、単位はHz(ヘルツ)です。数字が小さいほうから低音~右にゆくほど高い音になります。

上のサンプルからは、平均聴力が低音域で80dB、中音域で100dB、高音域で105dB、高い音の聞き取りが苦手で、左耳の方が聴力が弱いということが読み取れます。また補聴器装用時のグラフから、補聴器の調整によって左右のバランスがとれている(フィッティングがうまくいっている)ことが解ります。

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