段階別指導 4/5
中学部におけるコミュニケーション指導
◎多様なコミュニケーション手段を身につけ、自己表現の力や相手を理解する力を高め、円滑な人間関係を保つ力を育てます。相手や人数、場所など場面に応じたコミュニケーション手段が自分で適切に選択・活用できる力を育てます。
◎聴覚口話とともに手話などの視覚的なコミュニケーション手段を併用してわかりやすい授業を進め、豊かな学力を培います。教科学習を円滑に進めるためには、教師の話していることや友達の話していることがリアルタイムに確実に伝わることが大切です。そのためには、口話と手話・指文字などを併用して効果的にコミュニケーションをするとともに、教科で使う語句を手話に置き換えるなど、わかりやすい授業の工夫を心がけます。
◎さまざまなコミュニケーション・ツールが有効に活用できる力を育てます。聴覚障害に起因する情報摂取やコミュニケーションの障害を改善するために、FAX、電子メール、携帯メール、インターネットなど多様な文字・情報通信システムを正しく使いこなす力を育成します。